多店舗の売上データ収集・データ分析

多店舗展開を行うグループ企業様に対し、売上データの自動収集によるDX（デジタルトランスフォーメーション）を推進しました。経理システムとの自動連携を実現するとともに、当社のデータ分析サイトを活用し、売上データの分析・可視化も可能に。分析データは経営層のみならず、金融機関担当者へも自動共有され、リアルタイムでの売上把握と迅速な経営判断・戦略策定を実現しました。

カテゴリ: DX推進

サブカテゴリ: 経営力向上支援, データ活用支援, 属人化業務排除, 業務自動化, ペーパーレス化

業界: 飲食業・宿泊業・小売業・その他

導入の背景

導入前は、以下の課題を抱えておられました。

・多業種・多店舗にまたがる売上情報は、集計完了が翌月中旬にずれ込み、経営状況の把握が大幅に遅れていました。

・各店舗の売上データは担当者が日報へ転記・再計算を行う運用で、計算ミス・入力ミスが多発し、業務の属人化も課題となっていました。

・本部経理システムへの転記作業でも二重入力が発生し、さらなる入力ミスや負荷が発生していました。

解決策

以下の一連の自動処理システムを構築しました。

１．当社独自技術により、各店舗の売上データをリアルタイムに自動収集。

２．必要な計算処理を自動実行し、データを整形。

３．データ分析サイトと自動連携し、関係者へ分析レポートを自動配信。

４．経理システムへ売上データを連携し、経理担当者へも自動通知を実現。

成果

導入により、以下の効果を実現しました。

・全店舗の売上状況をリアルタイムで把握可能となり、機動的かつ戦略的な経営判断が可能に。

・属人化していた日次業務を完全自動化し、人員の最適配置による利益率向上と業務効率化を実現。

・生産性向上にとどまらず、業務フロー自体の見直し・標準化が進み、持続可能な業務体制を構築できました。